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改ざんサイト経由で感染する「TSPY_KATES」が蔓延 – トレンド月間レポート

ウェブ経由で感染するウイルスが拡大している。トレンドマイクロのランキングでは、USBメモリ経由で感染するウイルスが長らくトップを独走していたが、11月のランキングでついに順位が入れ替わった。

同社が11月の国内における不正プログラムの感染被害報告を取りまとめたもので、11月の感染被害報告数は2262件で、10月の2033件から増加。

ランキングを見ると、トップ10中5種が圏外からランクインするなど、大きな変動が生じている。また、2008年8月以来トップを占有していた「MAL_OTORUN」が報告件数79件と大幅な減少を見せ、16カ月ぶりに2位に後退した。

一方でトップに躍り出たのは、「TSPY_KATES」。Officeの脆弱性を悪用してウェブ経由で感染を広げるトロイの木馬で、報告数も307件と2位以下を大きく突き放している。

「JS_GUMBLER」や「JS_IFRAME」で改ざんされたサイトから、不正サイトを経由して感染する。感染すると、FTPサーバのアカウント情報が盗まれるおそれがある。

「TSPY_KATES」の一部には欠陥があるが、今後修正される可能性もあり、また改変したレジストリを隠すなど攻撃が巧妙化している。同社では、アプリケーションの脆弱性を解消するとともに、感染した場合には二次被害を防ぐためにも、ログイン名やパスワードを変更するよう求めている。

同社がまとめた11月のランキングは以下のとおり。

1位:TSPY_KATES
2位:MAL_OTORUN
3位:WORM_DOWNAD
4位:BKDR_AGENT
5位:JS_GUMBLAR
6位:TSPY_ONLINEG
7位:WORM_AUTORUN
8位:JS_IFRAME
9位:WORM_TATERF
10位:TROJ_FAKEAV

(Security NEXT - 2009/12/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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