Windowsの既知の脆弱性「MS08-067」を利用して拡大するウイルス「Conficker」だが、2008年11月の登場から1年以上経過した2009年12月時点においても、依然として数百万台が感染している状況が続いているという。
F-Secureの研究機関で主席研究員を務めるMikko Hypponen氏が、2009年の同社総括のなかで言及したもの。問題の「Conficker」は、悪意のあるサーバに接続して別のマルウェアに感染させるなど多重感染を引き起こし、ボットネットなどを構成する原因となるワーム。
同社では、他セキュリティベンダーと協力をしながら拡散防止に努めているものの、感染が収まっていないという。こうした攻撃をはじめ、同氏は2009年について金銭を目的として巧妙な攻撃が増加していることを指摘している。
一方、あらたにリリースされた「Windows 7」については、「Windows Vistaと比べると、ユーザエクスペリエンスだけでなく、より高いセキュリティ機能を搭載」したとし、「セキュリティに関する問題が大幅に改善された」と評価を示した。
(Security NEXT - 2009/12/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Conficker」感染原因、9割超が「脆弱なパスワード」 - オートラン感染は沈静化
複数ソフトの脆弱性を悪用する「Blackhole」攻撃が活発 - マカフィー報告
「Flash」「Adobe Reader」「JRE」の脆弱性狙う複合攻撃を観測 - マカフィーまとめ
ドライブバイダウンロード攻撃関連が「INF/Autorun」を抑えて1位に - ESETレポート
リムーバブルメディアで感染するマルウェアが活発だった2011年 - ESET年間ランキング
オートラン悪用やConfickerなど1月は前年と傾向変わらず - マカフィー報告
ウイルス検出数が倍増、「Downad」が前月の16倍に - IPAレポート
オートラン悪用が引き続き目立った2011年 - マカフィーまとめ
リムーバブルメディア経由の感染が依然としてまん延 - ESETレポート
検出数と感染数ともに「WORM_DOWNAD」がトップ - トレンド年間レポート
