ウイルス感染に悪用されるオートラン機能がそのまま放置されていたり、OSのセキュリティ更新プログラムが実施していないなど、ベンダーより危険性が指摘され、すでにセキュリティ対策が用意されているにもかかわらず、こうした対策を実施していない企業が依然減っていないようだ。
トレンドマイクロのThreat Monitoring Centerでシニアスレットリサーチエンジニアを務める小松優介氏によれば、同社が実施したセミナーの参加者を対象に、USBメモリのセキュリティ対策の実施状況を調べたところ、依然として半数ほどの企業が何も対策を実施していなかったという。
小松氏
USBメモリのオートラン機能を停止する方法については、マイクロソフトや情報処理推進機構(IPA)といったセキュリティ機関よりアナウンスされているが、こうした対策へ疎い企業が少なくない。
また同氏によれば、マルウェアに悪用されることで有名になった「MS08-067」のパッチについても、2008年10月に公開されてからかなり時間が経過しているにも関わらず、同様に未適用の企業が依然として存在しているとの印象があると述べている。
同社が毎月まとめているウイルス感染報告のランキングの10月度を見ると、USBメモリ経由で感染する「MAL_OTORUN」は首位。「MS08-067」を悪用したり、USBメモリ経由でも感染する「WORM_DOWNAD」がも3位と上位に位置している。
(Security NEXT - 2009/11/30 )
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