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10月は危険なウェブサイトが3割増 – ボットネットによるハロウィン便乗スパムも急増

メッセージラボジャパンは、10月に検知したウイルスおよびスパムの状況について取りまとめた。10月は、ハロウィンなど季節イベントに関連したスパムや、税金関連のフィッシングメールの増加が目立ったという。

レポートによれば、マルウェアなど悪意あるコンテンツをホストしているサイトは1日あたり3086件検知され、9月の2337件から32.1ポイント増加した。検知されたマルウェアの37.6%をあらたに確認されたマルウェアが占めており、前月比4.1ポイント上昇した。

ウイルス感染メールの割合は0.43%で、前月から0.18ポイントの微増。悪質なサイトへのリンクを含むメールは19.2%で、前月から20.6ポイント減と大きく後退した。

スパムメールの割合は88.1%で、9月から1.7ポイントの増加。10月には、ハロウィンや感謝祭、クリスマスなどの季節イベントに関連したスパムの増加が目立ったという。ハロウィン関連のスパムは10月半ばごろから確認され、スパム全体の0.5%を占めるまで増加した。大規模ボットネット「Rustock」と「Donbot」によるハロウィンスパムも確認されている。

またボットネット「Cutwail」は、早くも感謝祭やクリスマスをテーマにしたスパムを配布している。内容は偽ブランド腕時計の宣伝で、10月に検出されたスパムの約2%が腕時計関連のものだったという。

さらに10月初めには、トロイの木馬「Bredolab」が添付されたスパムメールが、「Cutwail」から大量に配布された。感染するとコンピュータが完全にコントロールされるという。

同メールは1日に検出されたスパムの3.5%、マルウェアの5.6%を占めており、1日あたり36億通が流通している計算となるなど、深刻な広がりを見せている。

税金関連のフィッシングメール急増も伝えられている。米国の内国歳入庁を騙ったフィッシングメールは、10月10日のピーク時に全フィッシングメールの67%を占めた。また英国の歳入関税庁を騙ったフィッシングメールのピークは10月13日で、全フィッシングメールの81%を占めた。

こういった一時的な増加は発生しているものの、フィッシング攻撃全体を見ると、今年前半のピーク時と比較して活動自体は鈍化しているという。10月におけるメール全体に占めるフィッシングメールの割合は0.35%で、9月から0.11%の増加となった。

国内の傾向を見ると、スパムの割合は91.7%で前月の89.4%から増加した。一方ウイルス感染メールの割合は248.7通に1通の割合となっており、前月から倍増している。

(Security NEXT - 2009/10/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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