Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「fast-flux攻撃」増加の影響でフィッシング攻撃が過去最高 - RSA調査

RSAセキュリティが、8月に観測したフィッシング攻撃の回数は1万6164件に達し、過去最高を記録したことがわかった。

同社によれば、「Rock Phish」によるボットを利用した「fast-flux攻撃」が、38ポイント増加した影響で、2008年4月の1万5002回を上回る過去最高を記録した。

090929rs1.jpg
RSAセキュリティによる観測件数の推移

問題となっている「Rock Phish」は、米国やカナダのレジストラを積極的に活用しており、フィッシングサイトのホスティング国分布も、今月は米国が16ポイント増の58%でトップ。前回2%だったカナダが13ポイント増の15%で2位へ入るなど北米で活発な動きを見せた。3位は10%の英国が続いている。

一方で標的とされた企業は前月から4%増の195件。今回初めて攻撃を受けた企業も8件にとどまり、攻撃の対象が特定のブランドに集中しているという。

(Security NEXT - 2009/09/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシングサイト、1カ月で5481件 - 報告数とともに最多記録を更新
2019年のフィッシング報告は約5.6万件 - 前年の2.8倍に
フィッシングURL件数、5月も4000件台と高水準 - 報告件数は1.4万件超に
フィッシングサイトの割合増加 - 27%がHTTPS対応
4月の偽サイトURL件数、過去最多を更新 - 報告も1.1万件超に
不正送金マルウェア - 企業狙いへシフトか
2020年1Q、前四半期からインシデント増加 - 「サイト改ざん」は減少
2019年4Qのフィッシング、前四半期比1.5倍に - RSA調査
フィッシング攻撃が過熱 - サイト件数など過去最多
クレカ選び、ポイント還元などと同等にセキュリティを重視