外部攻撃防御型セキュリティ製品市場ではUTMアプライアンスが高成長
ミック経済研究所は、外部攻撃防御型セキュリティソリューションについて調査し、現状および2013年までの中期予測を分析して取りまとめた。
同レポートは、主要ベンダー66社のセキュリティ対策ソフトやアプライアンスサーバの出荷金額を調査し、2007年度から2013年度までの中期予測を含めて分析を行ったもの。外部攻撃防御型セキュリティソリューションを14分野に分類して、市場動向をまとめた。
同社調査によると、同市場の総合計は2007年度が1033億円強、2008年度が前年比4.3%増の1078億円弱だった。さらに2009年度は、前年比8.1%増の1165億円強になると予測している。
従来から同市場の主流だったウイルス対策やファイアウォールはすでに市場が成熟しており、成長は伸び悩んでいる。またファイアウォールパッケージやファイアウォール/VPNアプライアンスは、UTMアプライアンスに統合される動きが目立っており、いずれもマイナス成長になった。
これらに代わって高成長を遂げているのが、複数のセキュリティ機能を1つの機器に搭載したUTMアプライアンス。2008年度は前年比36.4%増の132億2000万円を記録。2009年度も前年比26.9%増の167億8000万円と高成長が続くと予測している。
近年、外部からの攻撃や脅威は多様化しており、ウイルス対策やファイアウォールだけでは被害を防ぐことが難しくなっている。複数のセキュリティ製品を導入するとコストや運用、管理などの負担がかかることから、複数の機能が1つの機器に統合され、かつ運用や設定が容易なUTMアプライアンスが、中小企業や地方自治体を中心に導入が進んでいると分析している。
(Security NEXT - 2009/08/03 )
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