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個人情報インシデントは過去最高の1373件 - 小規模事故の公表進む

漏洩経路としては前回同様紙媒体がもっとも多かったという。件数ベースで見ると前回の40.4%から56%と割合も増加。次に多かったのは、11.7%のウェブやネット経由で、PC本体(7.3%)、USBメモリなどが9.9%で続いている。

規模については、57.8%が100人未満で、10人未満の事故も34.9%と目立った。5000人分以上が漏洩した事件も4.7%に上っている。規模がもっとも大きかった漏洩事件での漏洩人数は99万5023人分となり、今回の調査では100万件を越えるインシデントはなかった。

(Security NEXT - 2009/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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