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シスコシステムズのソフトウェアに「ディレクトリトラバーサル」の脆弱性

情報処理推進機構(IPA)は、シスコシステムズが提供する「Cisco Security Manager」など複数のソフトウェアに脆弱性が含まれているとして注意喚起を行った。

同社のソフトウェアに組み込まれている「CiscoWorks Common Services」の一部バージョンに「ディレクトリトラバーサル」の脆弱性が見つかったもの。脆弱性を攻撃された場合、リモートから重要なファイルへアクセスされ、情報漏洩や改ざん被害に遭う可能性がある。

脆弱性が解消された最新版が提供されているほか、脆弱性が含まれる場合もTFTPサービスを停止することにより、問題を回避できる。

情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/

シスコシステムズ
http://www.cisco.com/jp/

(Security NEXT - 2009/05/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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