日本アルカテル・ルーセントは、同社ルータ製品の機能を強化する「AA-ISA(Application Assurance Integrated Services Adapter)モジュール」を発表した。
同製品は、同社ルータ製品の追加モジュールとして動作し、VPNネットワーク上において、アプリケーションが利用する帯域の制御を実現する。ネットワークトラフィックを監視し、ヘッダ情報からアプリケーションを特定、必要に応じてアプリケーションの帯域を確保したり、制限することができる。
同社が開催した報道機関向け説明会では、アジア・パシフィックIP事業部門ディレクターのKent Wong氏が登壇。製品を開発した背景として、サービスプロバイダに従来の帯域を提供するだけのビジネスから、アプリケーションを提供するあらたなバリューチェーンが求められていると指摘した。
その上で、同製品を利用することにより、業務上利用するアプリケーションの帯域を確保する一方、動画など業務とは関係ないトラフィックを把握し、制限できるなど、新製品のメリットを説明した。
また制御の対象はアプリケーション層による判断だけでなく、ウェブアプリケーションや動画サイトなどHTTPを利用するアプリについても個別に対応することが可能で、それぞれに制限をかけることができる。
対応するアプリケーションの具体的な件数については明らかにされていないが、有名なウェブアプリなどについてはすでに対応しており、日々増加するウェブアプリについてもアップデートにより対応する方針。またシグネチャの作成はカナダや米国内で行っているが、今後国内における需要の高まりがあれば、独自に対応していく可能性についても示唆した。

Kent Wong氏
(Security NEXT - 2009/05/28 )
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