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市長宛に差出人不明の個人情報届く、流失原因は不明 - 横浜市

横浜市水道局において個人情報の漏洩が発生した。市長宛に匿名で書類が届けられたもので、漏洩原因はわかっていないという。

同市へ届いたのは、給水装置使用中止届の原本や給水装置使用中止届の写し、旧料金事務オンラインシステム収納情報照会画面のコピーといった書類。いずれも2001年から2006年にかけて作成されたもので、氏名や住所、電話番号、水道料金、下水道料金、転居先住所などのべ7人分の個人情報が記載されていた。

3月31日に市長あて郵便が送付されたもので、書類の差出人は不明。ファミリーレストランの駐車場においてあったとしており、水道料金の支払いについて「使った水の金払わなくてもいいとは存じなかったよ」と書いたメモが同封されていたという。

書類を水道局で調査したところ旧営業所で作成されていたことを確認。同市では保存年限が過ぎると処分することとなっており、流出原因や流出時期はわかっていない。

同市では警察へ相談の上、4月15日に遺失届書を提出した。また関連する顧客へ事情の説明を行い、謝罪するほか、事故対策委員会を設置し、原因究明や再発防止策を進める。

(Security NEXT - 2009/04/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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