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フィッシング詐欺サイト見抜く自信がない日本人 - エフセキュア調査

エフセキュアは、日本や欧米など9カ国を対象にインターネットの安全性に関する意識調査を実施した。日本のユーザーは、決済時の安全性を万全と考えるユーザーの割合が、調査国の平均を大きく下回り、フィッシング詐欺サイトの見分けに対して自信を持つユーザーが少ないことがわかった。

同調査は、2008年12月から2009年3月にかけて日本、米国、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、香港、インドの9カ国において、20歳から40歳までのインターネットユーザーそれぞれ200人を対象に調査を実施したもの。

日本では、インターネット利用者の68.5%は、ウイルス対策ソフトによってパソコンがインターネットの脅威から守られていると考えており、導入率も88%と高かった。またウイルス対策だけでは不十分と考えるユーザーも77%と多い。

日本人は約半数が安心して利用できるオンラインショップやウェブサイトを選ぶことが大切だと考えるユーザーが49%で他国平均の28%を大きく上回った。一方購入したウイルス対策ソフトを利用するとの回答は16.5%と低迷。他調査国の平均値である37%を下回っている。

クレジットカード決済の安全性については42%が肯定的だったが、決済時にクレジットカード情報が安全にやりとりできると回答したユーザーは4.5%と平均の10.1%を割り込み、ドイツの4%に次いで少なかった。

また「フィッシング詐欺を見分けることができるか」との問いに「同意できる」と回答したユーザーは21.5%と調査対象国で最低で、他調査国の平均53%と2倍以上の差が付いている。

ウイルスに関連する用語の認知度を調べたところ、日本のユーザーの正答率は9%で、各国平均の24.6%を大きく下回った。またセキュリティ対策ソフトを最新の状態に保つことに対して肯定的な意見を持つユーザーも55%と約半数だった。

パソコンから失いたくないデータについて尋ねたところ、個人情報に関するファイルが64.5%でトップ。友人や家族の写真(50.5%)、メールアドレスと電話番号(44%)、メール(38%)、)仕事の書類(21.5%)と続く。他国と比較して個人情報を保護する一方、仕事関係の情報消失に対して懸念する声が他国より20ポイント前後低かった。

(Security NEXT - 2009/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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