Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

攻撃も確認されている「Adobe Reader」の脆弱性「CVE-2009-0927」を検証 - NTTデータ・セキュリティ

NTTデータ・セキュリティは、「Adobe Reader」や「Adobe Acrobat」の脆弱性「CVE-2009-0927」の検証を実施したレポートを公表した。

今回検証が行われたのは、両ソフトにおける「JavaScriptメソッド」の入力検証で見つかった脆弱性「CVE-2009-0927」。攻撃を受けた場合、第三者によりコンピュータが乗っ取られる可能性がある。

開発元のAdobe Systemsでは、3月に「CVE-2009-0927」をふくめ、複数の問題を解消したバージョン「9.1」「8.1.4」「7.1.1」を公開し、アップデートを推奨。また4月に入って脆弱性を攻撃するトロイの木馬「TROJ_PIDIEF.OE」が発見されており、早急な対応が必要となっている。

NTTデータ・セキュリティでは、「Windows XP SP3」に「Adobe Reader 8.1.2」をインストールした環境を用意。細工したPDFを含むウェブページを閲覧する検証実験を実施し、Linux上から攻撃対象のシステムへネットワーク経由で接続し、不正にコードが実行できることを確認した。

090413nd.jpg
NTTデータ・セキュリティが実施した検証結果の画面。赤枠の部分に攻撃を受けたシステムのプロンプトが表示された。またネットワークの接続状況を実際に確認できた(黄色枠)。

NTTデータ・セキュリティ
http://www.nttdata-sec.co.jp/

(Security NEXT - 2009/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

常時SSL化に向けてメモリ消費を抑える技術、IEEEで発表 - ペパボ研
被暗号化ファイルの監視で被害を防ぐランサム対策ソフト - 他対策ソフトと併用も可
全日空のiOSアプリに脆弱性 - 中間者攻撃受けるおそれ
アナリスト向け国内カンファレンス「JSAC 2019」が開催決定 - 論文募集を開始
複数職員のアカウントで不正アクセスを行った職員を処分 - 多可町
メール誤送信で経済団体や有識者のメアドが流出 - 公取委
観戦会参加者の個人情報が閲覧可能に、申込フォームが公開設定 - 大分トリニータ
米政府、北朝鮮政府関与のトロイの木馬「TYPEFRAME」を警告 - 米朝対話の裏で駆け引き
2017年の新種ランサムウェア、前年比62%増 - 「WannaCrypt」検出、日本は2位
リスト用いたなりすましの会員登録申請が発生 - フフルル