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学会主催者や関連企業に関する情報がWinny流出 - オフィステイクワン

医学関連学会の運営サポートを行っているオフィステイクワンの従業員から、学会主催者の個人情報や関連企業情報が、ファイル共有ソフト「Winny」経由でインターネット上へ流出したことがわかった。

流出したデータは、これまで同社がサポートした学会の主催者をはじめ、関係企業に関する情報や案内状を送付するために収集した大学、病院、企業に関する情報。

氏名や住所、電話番号、メールアドレス、勤務先、役職名などが含まれる。さらに業務連絡メールや学会運営に関する情報なども含まれるが、詳細は調査中だという。

従業員が規程に反して業務情報を自宅に持ち帰り、私用パソコンに保存して作業を行ったところ、ウイルス感染をきっかけにインストールされていたWinny経由で2月1日にネット上に流出し、23日に発覚した。

同社では、関係者に対し書面を送付して説明と謝罪を行うほか、窓口を設置して顧客からの問い合わせに応じる。また詳細については、判明次第ウェブサイト上で公開する。

(Security NEXT - 2009/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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