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明治安田生命のWinny流出、あらたに7000人分の流出が判明

明治安田生命保険の就職希望者に関する個人情報が、ファイル共有ソフトである「Winny」を経由し、インターネット上へ流出した問題で、あらたに約7000人分の個人情報が流出していたことがわかった。

同社は、27日に約2000人分の個人情報流出について公表しているが、今回あらたに学生約7000人分の情報流出が判明したもの。いずれも2005年から2008年にかけて同社大阪職域FC営業部へ就職を希望した学生に関する個人情報で、氏名や出身大学のほか、一部では住所、電話、メールアドレス、面接時の評価など含まれる。

また、2009年4月に入社を予定している内定者についても、さらに39人分の情報流出が判明。すでに明らかになっている45人分とあわせ、84人分の氏名、大学、写真が流出したことが明らかになった。

同社では、外部専門家へ流出について調査を依頼していたが、10月30日深夜に新たな流出が判明したという。同社では、関係する学生に対して個別に事情を説明し、謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2008/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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