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横浜市水道局の行政情報がWinnyで外部流出 - 個人情報含まず

横浜市の行政情報がインターネット上に流出したことが判明した。個人情報は含まれていないという。

流出が明らかになったのは、同市水道局の物品に関する検査証で、契約内容などが記載されているという。10月12日に流出を指摘する匿名のファックスが届き、14日に出勤した職員が確認したという。

従業員が個人所有のUSBメモリによりデータを持ち出して自宅パソコンに保存しており、ファイル共有ソフトを使用していたことから外部へ流出したと見られているが、2006年10月にも私用USBメモリが盗まれており、それら情報が流出した可能性もあるという。

今回の流出では個人情報など含まれておらず、利用者への影響はないと同市では説明している。水道局では職員に対して行政情報の持ち出しを原則禁止しており、改めて通知したという。

(Security NEXT - 2008/10/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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