Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

44.8%がウイルス感染経験あり - 「検出率」より「コスト」重視の傾向

インターネットユーザーの44.8%にウイルス感染経験があり、感染経験がないユーザーの割合を上回ったことがアイシェアの調査でわかった。

同社が、20代から40代を中心とする同社サービスの会員を対象にウイルスの対策状況ほか意識調査を実施し、判明したもの。有効回答数は547人。

ウイルスの感染経験が「ある」と回答したのは44.8%で、43.9%の「ない」を上回った。ウイルス対策ソフトの導入にあたっては、「無料のウイルス対策ソフトを導入」が31.1%と最も多く、「最新ウイルス対策ソフトのダウンロード版(26.4%)」「最新ウイルス対策ソフトのパッケージを購入(19.8%)」と続いている。

購入時に最も重視するされているのは、「購入価格」で52.7%。「更新料」についても45.7%と高くコスト面を重視するユーザーが目立っている。次いで「パソコンへの負荷」が49.0%、「機能」が44.6%だった。ウイルスの「検出率」については、27.1%と5番目だった。

「パソコン購入時の対策ソフトで更新が必要なソフトを使っているユーザーは5.7%。またウイルス対策ソフトを「導入していない」との回答も7%に上る。さらにそのうち23.7%がウイルス感染経験者だったという。

(Security NEXT - 2008/08/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」
中小企業の3分の1、直近3年間のセキュ投資ゼロ - 「必要性を感じない」
ソフト全般「脆弱性」対策の必要性、PC利用者で約6割が認知