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脆弱性対策情報の公表マニュアルに英語版 - IPAら

情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターは、「ソフトウェア製品開発者による脆弱性対策情報の公表マニュアル」の英語版を公開した。

今回提供が開始された「Vulnerability Disclosure Guideline for Software Developers」は、「ソフトウェア製品開発者による脆弱性対策情報の公表マニュアル」の第3版を英語へ翻訳した資料。

日本語版マニュアルは、2007年5月より初版が公開されており、製品開発者が脆弱性対策情報を公表する際の公表手順や公表すべき項目などを紹介している。今回、英語版が登場したことにより、英語圏の製品開発者や国内の開発者が英語で対策情報を公表する際など、活用の幅が広がることになる。

IPAは、製品の脆弱性対策情報を公表しなかったり、対応に不備があれば利用者を危険にさらすことになると指摘。警鐘を鳴らしている。

(Security NEXT - 2008/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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