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2007年下半期はドロッパー型トロイの木馬が猛威 - MSまとめ

ダウンローダ型やドロッパー型のトロイの木馬が大幅に増加している。マイクロソフトがまとめた2007年下半期のセキュリティインテリジェンスレポートによれば、2007年下半期の検出数や駆除数は上半期の3倍となった。

同社が提供する「悪意あるソフトウェアの削除ツール(MSRT)」で検知や駆除件数をまとめたもので、キーロガーやルートキットは減少したものの、バックドアやウイルス、ワーム、トロイの木馬などいずれも増加。駆除したマルウェアは前期から40%以上の上昇を記録した。

マルウェアについては、発展途上国において多く発見され、感染しているケースが目立ったが、世界的に見てもっとも感染件数が少ない国は日本と台湾だったという。

さらに同社は、偽セキュリティ対策ソフトが引き続きまん延していることを警告。そのなかでも猛威をふるった「Win32/Winfixer」は、ほかの偽セキュリティ対策ソフトと比較し5倍以上が観測された。また迷惑ソフトのなかでアドウェアの増加が目立っており、2060万件から3430万件と66%増加している。

あらたに開示されたソフトウェア脆弱性数は15%減少し、半期ベースで2005年下半期以来最低となった。下半期は「深刻度が高い」脆弱性の開示数が減少しているが、通年で見ると前年より増加した。

同社における脆弱性への対応では、2007年に100件の脆弱性に対して69件のセキュリティ情報を公開。セキュリティの情報数は前年から11.5%減少し、脆弱性の数も29.6%減少したという。

また新しいバージョンほどエクスプロイトコードが公開されるリスクが低い傾向が現れた。Office 2007では11.1%で、Office 2000と比較すると41.3%少なかった。また、MSRTによるマルウェアの駆除率についても、Windows XP SP2とVistaで比較した場合、Vistaでは60%少なかった。

(Security NEXT - 2008/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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