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関西電力、業務情報がWinny経由で流出 - 機微情報などは含まれず

関西電力の業務情報が、ファイル共有ソフト「Winny」を通じてインターネット上へ流出したことがわかった。

同社従業員の私用パソコンがウィルスに感染し、保存されていた検査計画表や工事の工程表といった工事関係書類がインターネット上へ流出したもので、3月18日に同社が被害を確認した。流出したデータに、顧客の個人情報や電力関連の機微情報は含まれていないと同社では説明している。

同社では私用パソコンで業務情報を扱わないよう指示していたという。同社では再度対策を徹底し、再発防止を目指すとしている。

(Security NEXT - 2008/03/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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