Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報最大7000件が元店舗よりWinny流出か - 楽天

楽天は、インターネットモール「楽天市場」へ以前出店していた店舗から、ファイル共有ソフト「Winny」を通じて顧客情報が流出した可能性があることを明らかにした。

流出元と見られているのは、楽天市場へ2004年9月から2005年6月まで出店していた「豆腐専門店 金沢・炭谷屋」。楽天の調査によれば、店舗のパソコンがファイル交換ソフトに感染し、外部へ流出した可能性が高いという。

流出したのは、おもに懸賞へ応募した顧客の氏名や住所、電話番号、メールアドレス、生年月日など、最大7019人分の個人情報で、店舗が関連する顧客へメールで連絡を取っている。楽天では確認作業を進めているが、3年近く前に退店した店舗のため照合に時間がかかることから、今回公表に踏み切った。

(Security NEXT - 2008/03/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
メアド記載のメールを複数団体に送信、メール再利用で - 佐賀県
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
募金サイトで他人クレカ番号による少額寄付 - 利用できるか確認か
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応