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「Diehard」の亜種が急増、2月だけで50種検 - Kaspersky調査

Kaspersky Labs Japanは、2月に観測したウイルスやオンラインスキャナの状況を取りまとめて公表した。

ウイルスランキングのトップは前月から引き続き約35%を占めた「NetSky.q」。2位以下はいずれも1割未満だが、「Nyxem.e」や「Bagle.gt」、「NetSky.d」などの比較的古いメールワームがランク上位を占めるという状況が依然として続いている。その中で、「Trojan-Downloader.Win32.Small.hsl」がランク外から5位に急浮上したことから、今後さらに動きが活発化するおそれがあるとして同社では注意を促している。

また前月同様、「Diehard」の亜種の動きが目立っている。10位以内に新しい亜種は入っていないが、2月だけで50種もの亜種が検知されており、これらをすべて合計すると1位の「NetSky.q」を上回るという。

一方、オンラインスキャナのランキングでは、アドウェアである「Virtumonde.gen」が圏外から1位に再ランクインした。数カ月前から同アドウェアをインストールさせるトロイの木馬が数種検知されており、その結果が現れたとみている。また昨年12月からトップを維持していた「Dialer.yz」は順位を3位に下げたものの、依然として多くの亜種が存在しており注意が必要だとしている。

同社がまとめたウイルスやオンラインスキャナの上位10位は以下のとおり。

ウイルス

1位:Email-Worm.Win32.NetSky.q
2位:Email-Worm.Win32.Bagle.gt
3位:Email-Worm.Win32.Nyxem.e
4位:Email-Worm.Win32.NetSky.d
5位:Trojan-Downloader.Win32.Small.hsl
6位:Net-Worm.Win32.Mytob.q
7位:Email-Worm.Win32.NetSky.aa
8位:Email-Worm.Win32.Scano.gen
9位:Email-Worm.Win32.NetSky.x
10位:Email-Worm.Win32.Mydoom.l

オンラインスキャナ

1位:not-a-virus:AdWare.Win32.Virtumonde.gen
2位:Email-Worm.Win32.Bagle.of
3位:Trojan.Win32.Dialer.yz
4位:Trojan-Downloader.Win32.Small.ieg
5位:not-a-virus:PSWTool.Win32.RAS.a
6位:Email-Worm.Win32.Brontok.q
7位:Trojan-Downloader.Win32.Zlob.fjb
8位:Trojan-Spy.Win32.Ardamax.n
9位:Email-Worm.Win32.Rays
10位:Trojan-Dropper.Win32.Agent.dnu

(Security NEXT - 2008/03/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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