Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

1位は古参の「NetSky.q」、再ランクインするウイルスが増加 - Kaspersky調査

Kaspersky Labs Japanは、2007年12月に観測したウイルスやオンラインスキャナの状況を取りまとめて公表した。前月はランク外だった「NetSky.q」が1位に浮上し、トップ10のうち8つが入れ替わるなど、変動が激しくなっている。

12月は、「Diehard」の亜種が大幅な増加を見せており、12月21日に出現した「Diehard.dc」は、短い期間で急増しランキング2位になった。また4位には「Diehard.db」、7位には「Diehard.dd」が入っており、同プログラムは数日間で全ウイルスメールの80%以上を占めたという。その一方、「Warezov」は減少傾向にあり、12月に検知された最新の亜種「Warezov.xd」も3位にとどまっている。

また、古参ウイルスである「NetSky.q」がランク外からトップに返り咲いたほか、「Bagle.gt」、「NetSky.aa」、「Nyxem.e」などもランク外から再ランクインするなど、トップ10の変動が激しくなっている。

オンラインスキャナのランキングでは、11月のトップだった「Dialer.qn」に代わって「Dialer.yz」が1位になった。同プログラムが最初に検知されたのは12月11日で、その後短期間で多くの亜種がまん延した。同社ではすでに600種以上の亜種を検知しているという。また、11月に急激な拡散が観測されたVirut系プログラムも引き続き流行している。

同社がまとめたウイルスやオンラインスキャナのランキングにおける上位10位は以下のとおり。

ウイルス

1位:Email-Worm.Win32.NetSky.q
2位:Trojan-Downloader.Win32.Diehard.dc
3位:Email-Worm.Win32.Warezov.xd
4位:Trojan-Downloader.Win32.Diehard.db
5位:Email-Worm.Win32.Scano.gen
6位:Email-Worm.Win32.Bagle.gt
7位:Trojan-Downloader.Win32.Diehard.dd
8位:Email-Worm.Win32.NetSky.aa
9位:Trojan-Spy.HTML.Fraud.ay
10位:Email-Worm.Win32.Nyxem.e

オンラインスキャナ

1位:Trojan.Win32.Dialer.yz
2位:Virus.Win32.Virut.av
3位:Email-Worm.Win32.Brontok.q
4位:not-a-virus:PSWTool.Win32.RAS.a
5位:Trojan.Win32.BHO.abo
6位:Virus.Win32.Virut.q
7位:Trojan.Win32.Inject.mt
8位:Trojan.Win32.Dialer.qn
9位:not-a-virus:Monitor.Win32.Perflogger.ca
10位:Email-Worm.Win32.Rays

(Security NEXT - 2008/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Fluentd」向けプラグイン「parse Filter Plugin」に脆弱性
ふるさと納税書類を誤送付、システム設定ミスで - 川南町
「クラウドコンピューティングのためのセキュリティガイダンス 第4版」が公開中
11月のフィッシング報告は414件増の1396件 - 「Apple」関連が7割
MSのマルウェアスキャンエンジンに深刻な脆弱性 - 定例外アップデートを実施
個人データの海外移転、「国内同水準」要件でパブコメ - 個人情報保護委
ゴルフ大会参加者の個人情報が所在不明 - 毎日放送
漫才コンテスト「M-1」のプレス向けメールで誤送信 - 朝日放送
脆弱性2件を修正した「OpenSSL 1.0.2n」がリリース
多数メールクライアントに送信者偽装できる「Mailsploit」が判明 - 送信ドメイン認証では防げず