Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一太郎へのゼロデイ攻撃は多数製品に影響 - ジャストシステムがセキュリティパッチを公開

ジャストシステムは、一太郎をはじめ、同社製品の脆弱性を解消するアップデートの提供を開始した。脆弱性は、一太郎シリーズを含む多数製品へ影響を及ぼすため、注意が必要だ。

問題の脆弱性は、同社製品が利用するライブラリファイルに存在していたもので、悪意を持って不正に改ざんされたファイルを開いた場合、任意のコードが実行され、外部よりコンピュータが操作されるおそれがあるもの。先週13日に一太郎を狙ったゼロデイ攻撃が発生しているとしてセキュリティベンダーなどが注意を促していた。

今回見つかった脆弱性は、一太郎特有の問題ではなく、同社製品が共用するライブラリファイルに含まれていることから、「一太郎」や「花子」「三四郎」やそれら関連製品をはじめ、ラベルやハガキの印刷ソフト、辞書ソフトなど、同社が販売する30製品以上に影響があるという。

「一太郎 for Linux」「花子ビューア」を除き、ウェブサイト上でセキュリティ更新モジュールの配布が開始されており、適用することにより今回発見された脆弱性を修正することができる。「一太郎 for Linux」「花子ビューア」については現在提供の準備を進めている。

同社では、更新を行った場合は攻撃の影響を受けないとしながらも、メールに添付されたりウェブ上で配布されている不審なファイル文書ファイルなどを開かないよう注意を呼びかけている。

ジャストシステム製品の脆弱性を悪用した不正なプログラムの実行危険性について
http://www.justsystems.com/jp/info/pd7005.html

ジャストシステム
http://www.justsystems.com/jp/

(Security NEXT - 2007/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

IIJ、「Black Hat」でトレーニングを提供 - 4日間で100以上の演習
数百機種のAndroidデバイスにマルウェア - ファームウェアレベルで混入
顧客情報含む資料を無関係の事業者へメール送信 - 名古屋のケーブルTV
特別支援学校でメール誤送信、保護者のメアド流出 - 埼玉県
「高尾ビジターセンター」のメールアカウントに不正アクセス - スパム送信の踏み台に
個人情報含む廃棄書類が高速道路で飛散 - 関西電力
元従業員が不正アクセス、セキュリティ対策ソフトを削除 - NEXCO中日本子会社
VMware、「SpectreNG」対策で複数製品向けにパッチを準備
管理甘い「Cisco Smart Install Client」の探索行為が増加 - 警察庁が注意喚起
F5、ボットやDDoSへの対策備えたWAF - オプションでPWリスト攻撃にも対応