Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Scano.gen」「Mytob.t」の大幅増加を観測 - Kaspersky調査

Kaspersky Labs Japanは、11月に観測したウイルスやオンラインスキャナの状況を取りまとめて公表した。いずれもランキングの変動が激しい状況となっている。

11月は「Scano.gen」「Mytob.t」といったワームの大幅増加を記録。「NetSky.x」の増加も重なり、いずれもランキングが大きく上昇し、トップ3を占めた。同社の調査によれば、ここ数カ月はランキングの変動が続いており、ランキング内のウイルスが急に1位になってもおかしくない状況だという。

一時、大幅な増加を見せたPDFファイルによりAdobe製品の脆弱性を狙うエクスプロイトは、20位以下のランク圏外となった。一方で、「Warezov.pk」や「Womble.a」など一度ランク外となったウイルスが再びランキングされている。

また、オンラインスキャナについても同様で、トップ20に11件のあらたなプログラムが登場するなど、変動が激しい状態となっており、予断を許さない状況だという。

特に注意が必要なのは、ウイルスランキングにも関連するウイルスがランクインした「Virut.av」「Virut.q」で、急速な拡散を観測された。一方で「Brontok」「Rays」など1年以上もランキング上位をキープしているものもあるという。

同社がまとめたウイルスやオンラインスキャナのランキングにおける上位10位は以下のとおり。

ウイルス

1位:Email-Worm.Win32.Scano.gen
2位:Net-Worm.Win32.Mytob.t
3位:Email-Worm.Win32.NetSky.x
4位:Trojan-Spy.HTML.Fraud.ay
5位:Net-Worm.Win32.Mytob.c
6位:Exploit.Win32.IMG-WMF.y
7位:Email-Worm.Win32.Warezov.pk
8位:Email-Worm.Win32.LovGate.w
9位:Email-Worm.win32.Warezov.um
10位:Email-Worm.Win32.NetSky.t

オンラインスキャナ

1位:Trojan.Win32.Dialer.qn
2位:Virus.Win32.Virut.av
3位:Email-Worm.Win32.Brontok.q
4位:Trojan-Downloader.Win32.Agent.dlu
5位:not-a-virus:PSWTool.Win32.RAS.a
6位:Email-Worm.Win32.Rays
7位:Trojan-Downloader.Win32.Small.ddp
8位:Trojan.Win32.Agent.cro
9位:Trojan.Win32.Delf.aam
10位:not-a-virus:adware.Win32.BHO.cc

(Security NEXT - 2007/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

カスペ、Windows Server向け製品に新版 - 不正サイトをブロックする新機能
2017年度のEDR運用サービス市場は3.5億円 - 2022年には50億円規模に
学生や教職員の個人情報含むPCを紛失 - 北海道科学大
パスワードリスト攻撃の事前スクリーニング、大胆なその手口
児童や保護者、通報者情報など含む児童虐待関連資料を一時紛失 - 滋賀県
「Mirai」亜種に狙われる脆弱IoT端末、50万台以上稼働か
就職支援サイトのシステムに不具合、別人にメール送信 - 長崎県
AIに関する課題、「理解不足」が約7割 - 導入効果への不安も
「MUFGカード」装うフィッシング - 「持続する」ボタンに短縮URL
主要50脆弱性、34%は開示日にエクスプロイトが公開 - 76%で攻撃者が防御側を先行