Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報リストのWinny流出、長期にわたり保持される傾向 - ネットエージェント

ファイル交換ソフト「Winny」を通じて個人情報リストが流出した場合、長期にわたって保有される傾向が強いことがネットエージェントの調査で判明した。一方ファイルサイズが大きい写真など、ネットワーク上に長く流通しないケースがあることもわかった。

同社が、Winny上の流出ファイルにおける所有者数の推移について実施した調査結果により判明したもの。同社では、流出したファイルからサンプルを抽出し、同社独自のWinny検知システムを利用して発見日から所有者の増減について調べたという。

長期に保有されたファイルは、多くが個人情報リストなどを含んでおり、2000人以上の所有者を確認したケースがあった。流出直後から3日以内に掲示板やウェブ上に書き込みが行われるケースが目立ち、直後から所有者が大きく増加する傾向が見られた。また事故発生後の公表や報道後にダウンロードが増加したケースもあった。

一方で、ウイルス感染により流出したと見られる場合でも、所有者がキャッシュから削除し、拡散しなかったケースも報告されている。

サイズが大きいファイルや写真、メールなどは、所有者も10人前後にとどまることがほとんど。2日で所有者がいなくなったケースがあった。所有者が多い場合でも50人程度と規模が小さく、長くても150日弱で流通しなくなるケースが大半だが、いずれも個人情報リストは含まれてなかった。

ネットエージェント
http://www.netagent.co.jp/

(Security NEXT - 2007/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

IIJ、「Black Hat」でトレーニングを提供 - 4日間で100以上の演習
数百機種のAndroidデバイスにマルウェア - ファームウェアレベルで混入
顧客情報含む資料を無関係の事業者へメール送信 - 名古屋のケーブルTV
特別支援学校でメール誤送信、保護者のメアド流出 - 埼玉県
「高尾ビジターセンター」のメールアカウントに不正アクセス - スパム送信の踏み台に
個人情報含む廃棄書類が高速道路で飛散 - 関西電力
元従業員が不正アクセス、セキュリティ対策ソフトを削除 - NEXCO中日本子会社
VMware、「SpectreNG」対策で複数製品向けにパッチを準備
管理甘い「Cisco Smart Install Client」の探索行為が増加 - 警察庁が注意喚起
F5、ボットやDDoSへの対策備えたWAF - オプションでPWリスト攻撃にも対応