ある日突然プロバイダからボットの感染を指摘されるケースが増えている。無視するのではなく、適切に対処するよう情報処理推進機構は、注意を呼びかけている。
「ボット」は、感染すると攻撃者の指令により特定のサーバなどを攻撃してサービス不能に追い込んだり、スパム送信の踏み台や個人情報詐取などに利用され、近年問題が指摘されている。同機構によると、最近のボット感染傾向がメールの添付ファイルや脆弱性の攻撃によるものから、ウェブページの閲覧による感染へ移行しつつあるという。
何気なく閲覧したウェブサイトによる感染や利用者に気づかれないよう動作するボットの特徴から、感染しても被害に気が付かないケースも多い。国や民間企業が協力してサイバークリーンセンターを立ち上げ、ボット対策を強化しており、プロバイダがボット感染の注意喚起などを行っているが、そのことではじめて被害に気が付き、同機構へ相談を寄せるユーザーも増えている。
従来と同様、最新のOSやセキュリティ対策ソフトの利用、メールの添付ファイルを開かないといった対応のほか、不審なウェブサイトへのアクセスを避けたり、ブラウザのセキュリティ設定を高くするなど、同機構では普段から対策するよう勧めており、ボット感染についてプロバイダから警告を受けた場合も無視せず、サイバークリーンセンターの駆除ツールで対応するよう呼びかけている。
また、ウェブサイトの脆弱性が攻撃されて内容が改ざんされ、ボット配布に利用されることもあり、攻撃ツールなどの広く出回っているとしてウェブ運営者に対しても注意を促している。
情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/
(Security NEXT - 2007/10/02 )
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