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警視庁、Winnyで情報流出させた巡査長を懲戒免職

捜査資料のネット流出が6月に発覚した問題で、警視庁はデータを持ち出して流出させた北沢署の巡査長について懲戒免職の処分を行った。

同事件では、1万500人分の個人情報がファイル交換ソフトであるWinnyを通じて流出。同巡査長に対しデータを提供していた巡査部長や監督責任がある上司など関係者についても戒告処分となった。

今回流出したデータには捜査情報をはじめとする警察資料が含まれ、複数の警察関係者が関係したことや流出件数が膨大だったことから大きな問題へ発展。さらに芸能関係者などの情報も記録されているとしてネット上でも話題となった。

(Security NEXT - 2007/07/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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