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「楽天証券のシステム障害対策は不十分」 - 監視委が行政処分を勧告

証券取引等監視委員会は、システムの管理体制が不十分など楽天証券に法令違反があるとして、内閣総理大臣や金融庁長官に対して行政処分を行うよう勧告した。

同社は、長時間のシステムダウンなどを理由に、2005年11月に金融庁から業務改善命令を受け、再発防止策を同庁へ報告しているが、依然としてシステム障害が発生しており、監視委の検査結果でも法令違反が認められたという。

監視委は今回の勧告で、システムの品質確保に必要な調査が不足している点や障害発生時における顧客に対する情報開示が行われていない点など、運用体制が不十分であることを指摘。事故の再発を防止する上で必要となる「トラブル事態報告書」についても、作成されていないケースや記載漏れなど不備が見つかった。

同社では今回の勧告を受け、「管理体制の充実に努めたが、勧告内容を厳粛に受け止め、管理体制の強化に努めたい」とコメントしている。

証券取引等監視委員会
http://www.fsa.go.jp/sesc/

楽天証券
http://www.rakuten-sec.co.jp/

関連記事:金融庁、システム障害頻発で楽天証券を行政処分
http://www.security-next.com/002608.html

関連記事:楽天証券、ネット事典の不利益情報削除を謝罪
http://www.security-next.com/004585.html

(Security NEXT - 2007/06/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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