ウイルス検出数が前月比24.3%増を記録 – IPA
情報処理推進機構は、2007年5月のウイルスや不正アクセスに関する届出状況をまとめた。また、今月の呼びかけとして、アプリケーションの脆弱性について注意を喚起している。
ウイルス検出数は、前月比24.3%増となる約77万個を記録。届出件数についても、3383件と5.8%の増加となった。もっとも検出数が多かったのは、「Netsky(約51万個)」で前月より約5万件増加。特に大きな変化を示したのが、前月1万弱だった「Sober」で、今回は約15万個が検出されて2位となった。続く「Stration」についても前月の倍以上となる約4万個だった。
不正アクセスの届け出と相談の合計件数は、先月から10件増の56件。34件と半数以上で被害が報告されている。今月は不正侵入が目立ち、パスワードクラッキングにより侵入を許してシステムが破壊された例や、脆弱性が攻撃され、個人情報が流出した例などが報告されている。
一方、同機構では、毎月テーマを決めて情報セキュリティの推進を訴えているが、今月はアプリケーションのセキュリティホールを取り上げている。
特に4月、5月は、アプリケーションソフトのセキュリティホールから侵入されて被害を受けたとの届出が目立ったという。同機構には、第1四半期に36件の脆弱性が報告されており、いずれも任意のスクリプトやコードが実行されたり、情報漏洩、なりすましといった被害に遭う可能性があるとして、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2007/06/04 )
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