Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東大先端研ら、メールにタイムスタンプを追加する知財保護システムを開発

東京大学先端科学技術研究センター、セイコープレシジョン、日本ベリサインは、時刻認証と電子メールを応用した知財保護システムを開発したと発表した。

同システムは、電子メールで先端技術のデータをやりとりする際、タイムスタンプを活用することで、電子データの証跡を残すソリューション。新エネルギー・産業技術総合開発機構が東大先端研へ開発を委託していたもので、セイコープレシジョンのタイムスタンプ認証技術と日本ベリサインの電子署名技術を利用している。

同システムでは、電子データ特有の問題である「なりすまし」「データの改ざん」「生成日時の真生性」など電子署名と時刻認証により解決。本人確認と存在日時確認を実現することで先使用権の証跡を残すことが可能で、遺伝子や新薬開発といった先端技術の分野での知財管理に利用できるほか、経営情報の管理や政府機関での利用など応用できる。

セイコープレシジョンでは、時刻認証付きメールを実現する「セキュア時メール」を開発、既存のメール環境に追加できるゲートウェイサーバを6月から発売する予定。3者は、同ソリューションの標準化など活動を進めるとしている。

(Security NEXT - 2007/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

攻撃者がメール転送設定を変更、受信した個人情報が外部に - 立命館大
メールサーバに不正アクセス、迷惑メールの踏み台に - ジラフ
県立高校で指導要録の紛失が判明 - 愛知県
カスペ、インフラをロシアからスイスへ - ユーザー提供の脅威データや製造工程も
個人情報含む書類が運搬中に飛散、一部回収できず - 阿南市
「OneDrive」「Skype」などMS製複数アプリに脆弱性 - 修正は次期バージョン以降
検索可能なネット表層さまようアカウント情報約22億件 - 流出事故とも一致
6割強がGDPRを理解せず - 半数以上で過去に域内個人情報が流出
紛失や誤送付など1カ月間の個人情報関連事故は24件 - 大阪市
県立施設の指定管理者がメール誤送信、個人情報やメアド流出 - 神奈川県