札幌市職員の私用PCから個人情報含む業務関連情報がWinny流出
札幌市環境局の職員自宅にあるパソコンから、個人情報25名分や取引先事業者655社分など、業務関連情報がWinnyを介して流出した。
流出したのは、ニューヨーク財団から借り受けたイサム・ノグチの彫刻作品を返還した際の、事務処理に関わるデータ。データには、ニューヨーク財団および日本財団の主要メンバー11名、作品の輸送業務関係者5名、その他関係者9名の氏名など個人情報が含まれていた。
さらに造園事業者285社や土木設計会社370社など、のべ2385件の情報が記載された2種類のリストが流出。「企業評価点データベース」では、業者名、所在、業務内容、企業評価などが記載され、「造園工事発注状況一覧表」では、発注工事名、受注業者名、担当者名、契約額などが含まれる。そのほか、個人情報や事業者に関する情報は含まれていないものの、複数の事務関連書類が流出している。
同職員がデータを持ち帰って自宅パソコンに保存していたところ、ウイルス感染によりWinnyを介して流出。4月19日に総務省より北海道経由で指摘があり、判明した。同職員は2005年から2006年夏ごろまで業務データを自宅へ持ち帰っていた。流出時期は特定できていない。
同市では、業務情報の持ち出しは原則禁止としており、必要な場合は上司の許可を得て管理簿に記録することが義務づけられていた。しかし実際には無許可の持ち出しが黙認されていた。今後はデータ持ち出しの厳格化やファイル共有ソフトの禁止など、再発防止策を検討するという。
(Security NEXT - 2007/04/27 )
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