Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メール送信ミスで区政モニターのアドレス74件を流出 - 横浜市泉区

横浜市泉区は、3月23日にモニターの登録申請者74名に登録手続きを依頼するメールを送った際、誤ってアドレスが閲覧できる状態で送信した。

同区では、区政への関心向上を目的として、インターネットを利用したモニター制度を実施している。今回の事故は、同市モニターへ登録申請を行い、最終手続きが未済であった74名へ手続き依頼メールを送信した際に発生したもの。送信先のアドレスを誤って宛先欄へ入力したため、74名のアドレスが表示された状態で送られた。

受信者からの指摘で判明後、該当者に対しただちにメールで説明と謝罪をした。25日には担当者が個別に訪問し、改めて謝罪するとともに誤送信メールの削除を依頼したとしている。

同区では、職員のチェックを強化するほか、一括したメール送信から案件ごとにメールを送信するなど、ルールの策定を実施し、再発防止を目指すという。

(Security NEXT - 2007/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分