Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報223件がShareを介して流出 - NHK大阪放送局

NHK大阪放送局は、堺営業センターの地域スタッフの私用パソコンがウイルスに感染し、顧客情報223件がファイル交換ソフト「Share」を介して流出したことを明らかにした。

流出したのは、同スタッフが2004年8月に対応した堺営業センター管内の顧客情報223件で、氏名、住所の一部が含まれる。同スタッフは、業務目的でデータを持ち帰り、自宅のパソコンへ入力。しかしパソコンがウイルスに感染しており、Shareを介して流出したものと見られている。

同局では、流出の対象となった顧客を直接訪問して、事実説明と謝罪をするとしている。NHKでは、私用パソコンへの個人情報保存を禁止していた。今後は内規を全職員、地域スタッフに徹底し、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/07/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正