Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アッカの個人情報流出事件、持ち出した元社員に背任罪の判決

アッカ・ネットワークスのADSLサービス利用者情報が2004年に流出した事件で、在籍時に名簿を持ち出し、売却した社員が背任罪として起訴され、判決が確定した。

同事件は、2004年3月に同社顧客情報201件が外部へ流出していることが発覚したもの。同社では監査会社などの協力を得ながら調査を実施したものの、内部犯行の可能性があるとしつつも犯人特定を断念していた。

しかしその後同年8月、警察の捜査により当初判明していた201件だけでなく、33万9177件の顧客情報が流出していたことが判明。その後2006年に警察の捜査により名簿業者へ情報を売却した同社元社員が3月30日に背任罪で起訴され、判決が確定したという。

アッカ・ネットワークスによれば、売却された顧客情報は警察が回収しており、すでに名簿業者は保有していないことを確認したという。

同社では、2004年3月に流出事故発覚以降、アクセス権限の厳格化や記録メディアの利用禁止、セキュリティルームの設置、外部監査の実施などセキュリティ対策の強化や監査の導入などを進めている。

(Security NEXT - 2006/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

攻撃者がメール転送設定を変更、受信した個人情報が外部に - 立命館大
メールサーバに不正アクセス、迷惑メールの踏み台に - ジラフ
県立高校で指導要録の紛失が判明 - 愛知県
カスペ、インフラをロシアからスイスへ - ユーザー提供の脅威データや製造工程も
個人情報含む書類が運搬中に飛散、一部回収できず - 阿南市
「OneDrive」「Skype」などMS製複数アプリに脆弱性 - 修正は次期バージョン以降
検索可能なネット表層さまようアカウント情報約22億件 - 流出事故とも一致
6割強がGDPRを理解せず - 半数以上で過去に域内個人情報が流出
紛失や誤送付など1カ月間の個人情報関連事故は24件 - 大阪市
県立施設の指定管理者がメール誤送信、個人情報やメアド流出 - 神奈川県