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アンラボ、企業や官公庁向けにWinny削除ツールを無償配布

アンラボは、企業や官公庁を対象にWinnyやWinny経由で感染するウイルスを検出、削除できるセキュリティソフト「アンラボ ウィニーシールド」を開発、無償で提供を開始した。同社サイトより無料でダウンロードできる。

同製品は、Winnyそのものや90種類のウイルスに対応したセキュリティソフト。定義ファイルによる検出を行うため、名称が変更されていても検出が可能。検出、削除の状況を管理者へ自動報告する機能を搭載している。

さらに、同社セキュリティソリューション「アンラボ コーポレートエディション」シリーズを利用している場合、管理クライアントへ配布し、サイレントモードにて自動実行させることが可能。

また、同社では、今月11日よりコンシューマ向けに配布していた「アンラボ ウィニーワクチン」の機能を強化した。対応ウイルスの件数を従来の85種類から90種類へ増加している。なお、Winnyの削除は従来通り実施しない。

(Security NEXT - 2006/03/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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