Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東武百貨店、テナントが153名分の顧客情報を紛失

東武百貨店は、池袋本店6階タオル売場の内野が運営する「アニバーサリーデザイン」において、153名の顧客情報が保存されたパソコンを紛失していたことが8月25日に判明したと発表した。

パソコンには、同ショップが運営するメンバーズカードへ申し込んだ顧客の氏名や住所、電話番号、生年月日など個人情報が記録されていた。パソコンにはパスワードを設定していたという。

同社では盗難被害を警察へ提出し、調査を続けているとしている。また、紛失した顧客に状況説明および謝罪を行っている。

同社は、再発防止のため、取引先ショップの情報機器に関する事前チェックや、管理方法の安全管理措置の徹底、業務監査の実施、管理ルールの遵守を徹底するとしている。

(Security NEXT - 2005/09/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Windows環境下の複数開発言語に脆弱性「BatBadBut」が判明
「PHP」に複数の脆弱性 - セキュリティアップデートで修正
AIシステムの安全な実装運用に向けたガイダンスを公開 - 米政府ら
検索用目録と誤って個人情報含むファイルを誤公開 - 新潟県
印刷に利用した患者情報含む私物USBメモリが所在不明に - 愛知県
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性4件を解消
メールサーバがフィッシングメールの踏み台に - 広済堂HD子会社
従業員が退職時に顧客情報を持出、転職先で使用 - プルデンシャル生命
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「XenServer」「Citrix Hypervisor」に脆弱性 - 情報流出やDoS攻撃のおそれ