Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ミサワホーム東海、34件分の顧客情報を盗難により流出

ミサワホーム東海は、6月15日に三重県内営業事務所において不法侵入事件が発生し、34名分の顧客情報が含まれたファイルおよびパソコンが盗まれたと発表した。

同社によれば、盗難に遭った業務用ノートパソコン2台には10名分の、ファイルには24名分の顧客情報が記録されており、氏名、住所、建築地、請負金額、勤務先などの個人情報が含まれていた。

ただちに付近を捜索したが発見できず、盗難届を提出。その後ファイルは回収されたという。同社ではすでに被害に遭った顧客に対して事実説明を行い、謝罪している。

同社によれば、事件の発生した事務所では、パスワード化や暗号化といった、個人情報保護のルールが遵守されていなかったという。今後は個人情報の取り扱いルールを徹底するとともに、パソコンの保管場所および保管方法など、盗難対策を実施して再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

子会社元従業員、ネットバンク経由で3.5億円を横領 - ホッカンHD
クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
「PuTTY」に脆弱性、「WinSCP」「FileZilla」なども影響 - 対象の旧鍵ペアは無効化を
Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
2024年1Q、フィッシングサイトが増加 - サイト改ざんやスキャン行為は減少
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社