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経産省、1日40万通を送信していた迷惑メール事業者に初の業務停止命令

経済産業省は、迷惑メール事業者に対する初の業務停止命令を行った。また、ワンクリックによる不当請求についても是正指示を出した。

今回の行政処分は、出会い系サイトおよびアダルト画像サイトを提供している「エス・ケー・アイ」「アジアン・オアシス」の一部通信販売業務に対し、特定商取引法違反として3カ月の業務停止命令を行ったもの。同省が同法に基づき、迷惑メール事業者に対して業務停止命令を行ったのは今回がはじめて。

同省によれば、両社は運営サイトの広告を電子メールで不特定多数に送付していたが、「未承諾広告※」を表示しなければならない義務を遵守していなかった。さらに、事業者名称や受信拒否に関する表示が欠落していたという。

さらに、送信元には偽造アドレスを使い、ヘッダ情報も改ざんするなど、受信者に送信元がわからないようにして1日約40万通、1カ月約1200万通を送付していたという。

また、同省では、「エス・ケー・アイ」に対してワンクリックによる強制登録を行っている点に対し、是正を指示する行政処分を行った。画像を1回クリックしただけで、強制的に入会登録され、入会金5万円や利用料金18万円を請求していたという。また、入会登録と同時に同社が運営する別の有料サイトに同時入会登録され、合計4サイト分92万円を請求していたとしている。

(Security NEXT - 2005/06/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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