Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTTコム、顧客情報約1万3000件が保存されたPCが盗難に

NTTコミュニケーションズは、マンション向けブロードバンド回線サービス「IPコネクトアクセス」を契約している顧客約1万3000名分の個人情報が保存されたノートパソコンが、盗難被害に遭ったと発表した。

同社によれば、6月9日早朝に本社ビル内の座席キャビネットに収納していたパソコンの紛失が判明した。ただちに社内調査を実施したが発見できなかったため、盗難と判断し、6月13日に盗難届を提出した。

被害に遭ったパソコンには、マンション向けブロードバンド回線サービス「IPコネクトアクセス」に、2005年2月から5月の間に申し込んだ顧客の氏名、マンション名、電話番号などを含む個人情報約1万3000件分が保存されていた。

同パソコンには、ICカードによる認証とファイルの暗号化によるセキュリティ対策が施されていたとしている。また、社内に入るにはICカードが必要だという。

同社では再発防止に向け、ノートパソコンの確実な施錠保管など、これまでのセキュリティ対策をさらに徹底するとしている。

(Security NEXT - 2005/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分