Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

沖電気、印刷物の出所情報を印刷して情報漏洩を抑止するソフトを発売

沖電気は、印刷者名や日時などの出所情報を地紋として印刷することにより、印刷物のセキュリティ強化を実現するパッケージソフトウェア「ProtecPaper Standard Edition」を、6月中旬より発売する。

同製品は、印刷者名や日時などの出所情報を地紋として印刷することにより、印刷物の情報漏洩元の特定や情報漏洩の抑止など、印刷物のセキュリティ強化を実現するもの。出所情報の書き込みと読み出しの機能が、別々のソフトウェアとして発売される。

「ProtecPrint」は、印刷時に出所情報を地紋として自動的に書き込めるプリンタドライバ形式のソフト。出所情報の地紋は紙面全面に印刷されるため、削除は困難だという。「ProtecCheck」は、印刷物をスキャナから読み込んで出所情報を表示する。複写物や用紙の一部からでも、印刷元の特定が可能。

(Security NEXT - 2005/06/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県営住宅入居者の個人情報含む書類、強風で飛散 - 愛知県
個人情報含む道路占用届書をメール誤送信 - 国交省
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
MS 365アカウントに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - セガ子会社
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生