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企画屋、メールからのウイルス感染をサーバ上で防ぐシステムを発表

企画屋は、メールサーバ上で添付アプリケーションを事前にチェックし、情報漏洩につながるプログラム実行を抑止するシステムを開発した。同機能を搭載したメールサービス「K1Mail」を、2005年5月23日より提供開始の予定。

同システムは、メールサーバ上で添付アプリケーションをチェックし、実行ファイルを一時的に隔離して悪質なプログラムの実行を回避するもの。これにより、ウイルスベンダーが対応する前の最新ウイルスやスパイウェアなどによる、個人情報などの外部漏洩を事前に防止できるという。

サーバ上で実行ファイルが隔離されたというアラートを受けたユーザーは、ウェブにログインし、ファイル内の情報、またはファイルの危険性などを確認する。そうすることで、安易なファイル開封による情報漏洩を防ぐ。

(Security NEXT - 2005/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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