日立、情報漏洩防止に向けてHDDを内蔵しないモバイル端末を導入
日立製作所 情報・通信グループは、ハードディスクからの情報漏洩を防止するため、ハードディスクを内蔵しないモバイル端末を利用した情報システムを開発した。手始めに同グループに導入、運用する計画だ。
同システムは、ハードディスクを社内のサーバに置き、ネットワークを活用することで、モバイルPCの盗難や紛失などによる、ハードディスクからの情報漏洩を防止しようとするもの。まずは同グループでモバイル端末を利用している従業員に適用し、2005年度中に8000台の新型モバイル端末を導入する計画だという。
また同グループでは今後、モバイル端末だけでなくデスクトップPCを利用している従業員にも適用範囲を拡大するとしている。情報処理部(CPU)と情報本体をそれぞれ別に集約した専用装置を開発し、セキュリティゾーンに設置することにより、情報管理をさらに強化するという。
(Security NEXT - 2005/01/05 )
ツイート
PR
関連記事
小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
応募QRコードから応募者の個人情報が閲覧可能に - アトレチコ鈴鹿
特別支援学校で生徒の個人情報含む動画を誤公開 - 埼玉県