Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

金融庁、個人情報紛失事故で関係者を処分

金融庁は、同庁に届けられた個人情報を紛失した事件で、関係者の処分および今後の改善策を発表した。

組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律に基き「疑わしい取引の届出」としてフロッピー2枚が金融機関から提出され、うち1枚に個人情報が保存されていた。現在もフロッピーは見つかっていないという。

同庁では、個人情報保護への意識が低かったとし、金融庁全体の危機管理を総点検し、「個人情報管理規程」の策定するほか、研修による意識向上など、再発防止策を実施する。

また、関係者の処分として、総務企画局の主任文書管理者を「訓告」、総括文書管理者を「文書厳重注意」とした。

(Security NEXT - 2004/11/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

水道メーター取替業務の一部伝票が所在不明に - 門真市
メアド記載のメールを複数団体に送信、メール再利用で - 佐賀県
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正
再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
募金サイトで他人クレカ番号による少額寄付 - 利用できるか確認か
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
Oracle、「Java SE」に関する脆弱性13件を修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - のべ441件の脆弱性に対応
メール誤送信で横断幕掲示応募者のメアド流出 - 飯塚オートレース場