Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティ対策が施されていない無線LANから不正アクセス

高千穂大学の大学職員が同学のシステムへ不正アクセスした事件で、同職員はセキュリティ対策が行われていない他人の無線LANを経由し、アクセスしていたことが警視庁の調べでわかった。

通常、無線LANはセキュリティを設定し、特定のユーザーのみアクセスできるよう設定することがセキュリティ上重要とされているが、一方でセキュリティ対策を行っていないネットワークも数多く存在している。同職員は、それらネットワークを物色、不正アクセスに利用していたと見られる。

無線LANを利用された男性は、事情聴取に対し「身に覚えがない」と主張。その後の調べで、逮捕されている男性が同男性の無線LANを中継点として大学にアクセスしていたことが明らかになった。

(Security NEXT - 2004/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

県営住宅入居者の個人情報含む書類、強風で飛散 - 愛知県
個人情報含む道路占用届書をメール誤送信 - 国交省
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
MS 365アカウントに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - セガ子会社
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生